ダグラスファーの蒸留:マプルバレーの森から香りへ
毎年春と秋、Elise FontaineとMika Hayashiはマプルバレー周辺の森に入り、ダグラスファーの枝先を採取する。これはアトリエが1987年の開設当初から続けている習慣で、「Cèdre du Pacifique」と「Vallée Verte」の両方に欠かせない原料を得るための作業だ。
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Elise Fontaineがマプルバレーに小さなアトリエを開いたのは1987年の秋だった。それ以前の十年間、彼女はパリの7区にあるルーシー・ベルナールの調香工房で助手として働き、ネロリとチュベローズの扱い方を学んだ。ワシントン州に移ったのは夫の仕事の都合だったが、マプルバレーの森の空気を初めて吸ったとき、ここでしか作れない香りがあると直感した。最初の一年は失敗の連続で、ダグラスファーの精油が強すぎて三つのバッチを全部捨てた。
毎年春と秋、Elise FontaineとMika Hayashiはマプルバレー周辺の森に入り、ダグラスファーの枝先を採取する。これはアトリエが1987年の開設当初から続けている習慣で、「Cèdre du Pacifique」と「Vallée Verte」の両方に欠かせない原料を得るための作業だ。
続きを読む →ラベンダーの精油やアブソリュートは世界中で生産されているが、Tapestry Maple Valleyがグラースのドミニク・ロワイエ農園のものにこだわる理由は、香りの方向性というより、原料の「読みやすさ」にある。同じ農園の同じ品種でも、収穫年によって微妙に変わる。その変化を毎年確認しながら調香を調整できるのが、直接取引の利点だ。
続きを読む →Tapestry Maple Valleyのソロノートシリーズは、2014年の冬に始まった。最初の一本はフランクインセンス(ソマリア産)で、有機エタノールに溶かしただけのものだった。「これを嗅いだ人が、ブレンドの中のフランクインセンスを認識できるようになってほしい」とElise Fontaineは言う。
続きを読む →フランス・グラースのドミニク・ロワイエ農園から直接仕入れたネロリ、チュベローズ、ラベンダーアブソリュートを使用。産地と収穫年を記録し、ロットごとに調香を微調整している。
一度に仕込む量は最大120本。香りの安定を保つため、熟成期間は最短でも六週間。売り切れたロットは同じ配合でも再現せず、次のバッチで少し変える。
マプルバレー周辺の森でダグラスファーの枝先や野生のミントを採取し、水蒸気蒸留で精油を得る。採取は年に二回、春と秋のみ。
各ボトルのラベルはElise Fontaineが手書きで番号を入れる。印刷ではなく、インクの濃淡が一本ごとに微妙に違う。それが気に入っている。
三つの質問に答えると、現在のコレクションの中からあなたの状況に合った香りをご提案します。
Elise Fontaineは1954年、フランス・リヨン生まれ。パリのISIPCAで調香の基礎を学んだ後、7区のルーシー・ベルナール工房に十年間勤務し、ネロリとウードを中心とした東方系フレグランスの調香技術を習得した。1987年に夫とともにワシントン州マプルバレーへ移住し、同年アトリエを開設。代表作は「Vallée Verte(1993年)」と「Cèdre du Pacifique(2001年)」。休日はマプルバレー周辺の森を歩き、採取した植物をノートに記録することを習慣にしている。
フォームを送信いただくと、Elise FontaineまたはMika Hayashiが二営業日以内にご返信します。セッションの空き状況やサンプルのご案内をお伝えします。